アイスクリーム万博「あいぱく」が5月17日からJR長崎駅かもめ広場で始まる。(長崎経済新聞)

 MYSTAR BASEの生ブリュレソフト〜マイスターバウムを乗せて〜

 一般社団法人「日本アイスマニア協会」が「日本のアイスクリームの素晴らしさを広める博覧会」として2015(平成27)年5月から全国各地で開催する同イベント。「アイスクリーム好きの楽園」をコンセプトに「日本のアイスクリームの魅力と素晴らしさ」を発信するとともに、地方活性化を目指す。

 全国各地から120種類以上のアイスが集まる同イベント。長崎会場ではイラストレーターのヨシフクホノカさんが描いた独自のキービジュアルを目印に実演販売と「アイスマン福留おすすめ&ご当地アイス紀行」など、持ち帰りできるパッケージ販売ブースの長崎初出店となる9店を含む18店のブースが並ぶ。

 長崎初出店の「MYSTAR BASE」(神奈川県川崎市)はバウムクーヘンの専門店。高温短時間で焼き上げた「ふわふわしっとり食感」のバウムクーヘンにソフトクリームやスイーツを合わせた「生ブリュレソフト〜マイスターバウムをのせて〜」(1,000円)や自家製宇治抹茶ソースなどを使った「抹茶ティラミスソフト〜ダーク抹茶バウムをのせて〜」(1,200円)などの実演販売を行う。

 同じく長崎初出店の「MARUZEN Tea Roastery」(静岡県静岡市)は製茶問屋が営むティージェラートカフェ。一番茶のみを使用し、荒茶や煎茶、ほうじ茶、玉露、玄米茶、抹茶と焙煎(ばいせん)温度別に茶の香りを閉じ込めた8種類のティージェラートを用意。好きな味を2種類選べる「焙煎温度別ティージェラート ダブル」(1,200円、玉露選択時は100円追加)は実演販売のほか、持ち帰りできるカップ(650円)でも提供する。

 内覧会であいさつした福留さんは「全国でも長崎は毎回盛況で、高価格帯の商品でも購入する方が多い。今回の実演販売の多くもそうだが、近年は焼き芋やお茶などの異業種の専門店がアイスとコラボした商品が増え人気となっている。普段食べられないアイスをそろえているので、楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は、平日=12時〜19時、土日=11時〜18時。今月26日まで。