東中野の映画館「ポレポレ東中野」(中野区東中野4)で4月17日、本橋成一監督のドキュメンタリー映画「人間の汚した土地だろう、どこへ行けというのか」が始まる。配給はポレポレタイムス社(東中野3)。(中野経済新聞)

 【写真】(関連フォト)「35年目のチェルノブイリ」

 1986(昭和61)年にチェルノブイリ原子力発電所でレベル7の事故が起きた日である4月26日前後に2008(平成20)年から毎年開催している「原発とは何なのか、電力とは何なのか、核とは人類にとって何なのかを考えてみよう」という企画「35年目のチェルノブイリ」に合わせて上映する。

 内容は本橋監督が、同監督作品「ナージャの村」(1997年)と「アレクセイと泉」(2002年)でプロデューサーを務めた神谷さだ子さんと共にチェルノブイリ原発事故による汚染地・強制避難区域であり撮影地であるベラルーシを訪問した様子を収めた40分の報告映像。

 映画「ナージャの村」「アレクセイと泉」撮影時と同じくモスクワからゴメリまで12時間の夜行列車に乗り、本橋さんと神谷さんの二人は映画製作の思い出話を始める。1995年に本橋さんが現地で出会ったアルカジイ・ナボーキンからの言葉「人間の汚した土地だろう、どこへ行けと言うのか」が、製作の強い動機になったと話す。

 上映初日の4月17日と最終日の30日は本橋監督の舞台あいさつ、そのほか神谷さだ子さんが登壇するトークショーなども予定している。上映タイムテーブルやトークショーの内容、料金は同館ホームページで確認できる。