「アール・ブリュット2021特別展 アンフレームド 創造は無限を羽ばたいてゆく」が4月17日、JR中野駅南口の「なかのZERO」(中野区中野2)西館美術ギャラリーで始まる。主催は東京都と東京都歴史文化財団東京都渋谷公園通りギャラリー、企画協力は愛成会(中野5)。(中野経済新聞)

 【写真】(関連フォト)「アール・ブリュット2021特別展」ポスター

 アール・ブリュット(Art Brut)とは「生(き)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育や文化潮流とは違い、作者独自の方法・発想で制作された芸術の総称。障がいを抱えるアーティストの芸術も含まれる。同展では、中野・八丈島・福生市・渋谷の都内4カ所で、現代に至るまで国内外で活躍してきたアール・ブリュットの作家を広く紹介する。

 参加アーティストは阿山隆之さん、香川定之さん、門山幸順さん、マッジ・ギルさん、齋藤勝利さん、佐藤朱美さん、フランソワ・ジョービオンさん、清野ミナさん、レオンハルト・フィンクさん、藤田雄さん、与那覇俊さんの11人で、中野の会場ではジョービオンさん、フィンクさん、ギルさんを除く8人の作品が展示される。

 企画に携わった愛成会のアート・ディレクター小林瑞恵さんは「人が創造できることを、人は数えきれるだろうか。私たちが持つ、可能性や、希望を、人は想像しきれるだろうか。この世界に境界や枠があるとしたら、それらはいつ、なぜ生まれたのだろう。私たちの世界は想像以上に豊かな色で溢(あふ)れている。多種多様な人の固有の輝きを今展覧会でぜひ体感いただけたら」と呼び掛ける。

 中野会場での開催時間は11時〜19時、開催期間は4月28日まで。八丈島開催は5月15日〜、福生市開催は6月22日〜、渋谷公園通りギャラリーは7月17日〜。