西武新宿線野方駅周辺で3月30日、「ジョーク貼り紙」を店頭などに貼り出すイベント「エイプリルフールde街おこし」が始まる。主催は野方商店街振興組合。(中野経済新聞)

 (関連フォト)野方商店街振興組合は昨年「エネルギッシュ・タウン最優秀賞」を受賞した

 「エープリルフールにクスッと笑えるジョークの貼り紙で、街を楽しく活性化する」がコンセプトの同イベント。2015(平成27)年にストリートデザイン機構の有志たちのアイデアから生まれ、開催は今回で10回目。統一フォーマットの紙に書いたジョークをエープリルフール当日に店頭などに掲出するイベントで、昨年は「エネルギッシュ・タウン最優秀賞」を受けた。代表理事の榎本雅則さんは「このイベントは当商店街振興組合を代表する名物イベントに成長した」と話す。

 今年のジョーク貼り紙は、西武新宿線の連続立体交差事業などに関するジョーク、政治関連や賃上げなどのジョーク、世界平和を願うジョークなどを中心に、約30カ所でジョーク貼り紙を掲出する予定で、実際にはもう少し増えるという。

榎本さんは「私たちの商店街はこのイベントのほか、毎月のお笑いライブ、商店街広場でのお笑いフェス、落語家とコラボした楽しいセミナーなど、『笑い』をテーマとした『笑転街』。今年の8月には、お笑い芸人に協力してもらって野方宣伝芸人総選挙を予定している。笑いの街・野方にぜひ遊びに来てほしい」と話す。

 4月7日には、野方のジョーク王決定セミナーを、落語家・漫談家を交えて行う予定。

 掲出期間は店によって異なる。