「タマリバーズvol.10 広場演劇『タマゾニア〜はじめまして...ガブッ!〜』」が10月9日・10日、二子玉川ライズ ガレリア(世田谷区玉川2)で開催される。主催は多摩美術大学と二子玉川ライズ。(二子玉川経済新聞)

 「タマリバーズ」は、「アートによる二子玉川の地域づくり」を目指し、2011(平成23)年の二子玉川ライズ開業に伴い、同施設と同大造形表現学部が地域連携アートプロジェクトの取り組みとして共同制作してきたシリーズイベント。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したが、今年はパフォーマンス時間を30分に凝縮。全席指定にするなど、感染症対策に配慮した上で行うことに決めた。

 「タマリバーズ」は、2016(平成28)年から多摩美術大学のPBL(Project Based Learning)科目として、産学連携カリキュラムとして展開。アートやデザインが、なぜ社会と人間に不可欠なものであるかを「タマリバーズ」を通じて模索してきた。同大の学生たちが「新しい街ににぎわいをもたらす仕掛けづくり」をテーマに、企画立案や制作、演出、広報活動、公演を手掛ける。

 今年は「生命力」をテーマに、ガレリアを多摩川に見立て、外来種、在来種が対立しながらも交じり合い生きていく様子を描くことで、過去、現在、そして未来の多摩川を可視化する。多摩川の歴史の中で力強く生きてきた魚たちを通して、観客が自らの生命力を認識することを目指す。魚をモチーフにした衣装を身にまとった総勢18人のパフォーマーが、歌あり、踊りあり、ラップバトルありのエネルギッシュなパフォーマンスを披露する。今年初の試みとしてユーチューブ配信も行い、自宅などから鑑賞できるようにした。

 9月25日からはプレイベントとして、タマゾニアPRキャラクター「在来種の『ニコちゃん』」と「外来種の『フタくん』」のパネルを展示する「ニコとフタのもじあつめ」、学生たちが制作した、サーティワン アイスクリームやマヨルカなど8店とのオリジナルポスターやサイネージを展示する「rise Together!」を行う。パフォーマーが同イベントを紹介する二子玉川ライズの館内放送や、ガレリアのデジタルサイネージで10周年記念映像を流すなど、広報活動にも力を入れる。

 プロデューサーの金子未歩さんは「今の時期に人々に伝えることは何だろうと考え抜いた作品に仕上がった。こういう時期だからこそ、エンタメの力で楽しい気持ちになってほしい。感染症対策もしっかりしているので安心して遊びに来てもらえれば」と話す。

 開催時間は、11時〜11時30分、12時30分〜13時、14時〜14時30分、15時30分〜16時。入場無料。