日本のシャンソン発祥の地・宝塚で5月19日、「シャンソン トーク&コンサート」が開催される。会場は「さらら仁川公益施設多目的ホール」(宝塚市仁川北2)。(西宮経済新聞)

 1927(昭和2)年、宝塚大劇場で国内初のレビュー「モン・パリ」が上演されて大ヒット。このときフランスの大衆歌謡であるシャンソンが日本に紹介されたという歴史がある。

 関西を中心にシャンソン歌手・訳詞家として活動し、「宝塚パリ祭」の企画運営にも当たる須山公美子さん(宝塚ソリオカルチャー講師、FM宝塚「宝塚とシャンソンの熱〜い関係」のパーソナリティー)と文化プロデューサーの河内厚郎さん(阪急文化財団理事、兵庫県立芸術文化センター参与、宝塚映画祭実行委員長)がシャンソンの魅力について語りあう。ピアノ伴奏は川村眞千子さんが担当。

 河内さんは「3年後の2027年、日本のシャンソンは100周年の節目を迎える。女優や演歌の歌手でも、ある年齢に達するとシャンソンを歌いたくなるケースが多い。人生を反映したくなるのでは」と話す。

 13時30分開場、14時開演。入場料は、前売り=1,300円、当日=1,500円.。