葛スイーツ専門店「KUDZU SWEETS LALA」(渋谷区代官山町、TEL 090-6165-1125)が8月、代官山駅近くにオープンした。(シブヤ経済新聞)

 【写真】4種類の味のカップスイーツを提供している

 キャビンアテンダントとして働く笹村和美さんが開いた同店。夫婦で甘い物が好き・健康志向という共通点があり、食べ歩きをするなか「都内に体に優しい食材を使ったスイーツ店が少ない」と感じたことを機に出店を構想し、日本に昔からある食材でもありスーパーフードともいわれる葛を広めたいと葛を使ったスイーツ店に決めた。場所は、飼い犬の散歩途中で出合ったたい焼き店の定休日を間借り。店名は、その飼い犬の名前をから命名している。テークアウトメインだが、その場で食べられるよう店頭にテーブル2台も用意する。

 元々料理が好きと言うが、メニューはコロナ禍で自宅で過ごすことが長くなった時間を利用して、1年以上かけて試作をしたという。葛は鹿児島産の本葛を使うほか、乳製品や卵、蜂蜜など動物性食品を使わず、白砂糖の代わりにメープルシュガーや希少糖などを採用。グルテンフリーで作っているという。

 メニューは現在、カップスイーツ4種類を用意。味は、豆乳と混ぜた葛をベースにベリーソースをかけてライスパフなどをトッピングする「豆乳ベリー」、豆乳を混ぜた葛をベースにあられや桜の塩漬けなどをあしらう「みたらし」、リンゴジュースを混ぜる葛とココナツシナモンを混ぜる葛を重ね、シナモンシューガーと絡めたた刻んだリンゴの果肉をトッピングする「アップルシナモン」、葛を混ぜたマンゴーゼリーとココナツゼリーを重ねマンゴーソースをかける「マンゴーココナッツ」。ソースも葛でとろみを付けている。

 コーヒーや紅茶などのドリンク(各350円、スイーツとセットで790円)もそろえる。今後スイーツの通信販売も考えているほか、葛を使った他のメニューの開発も進めている。

 オープン後は女性を中心に、近隣に住んでいる人や同店のSNSを見て目指してくる人などが利用しているという。笹村さんは「一番のコンセプトは体に優しいこと。子どもから年配の方まで、家族皆で罪悪感無く食べられるので試していただきたい。当店をきっかけに、葛という日本の食材を知ってもらい身近に召し上がっていただけるものとして広げて行けたら」と話す。

 営業時間は11時〜18時(無くなり次第終了)。夫の手助けを得ながら1人で切り盛りしていることから現在の営業は毎月第2・4月曜日だが、年内を目標に月4回(毎週月曜日)に増やしたい考え。