香港発の電動二輪モビリティーブランド「YADEA(ヤディア)」の日本初となる旗艦店「ヤディア表参道」(港区南青山6、TEL 03-5766-0819)が5月3日、青山・骨董(こっとう)通り沿いにオープンした。(シブヤ経済新聞)

 店舗外観

 2001年に創業したヤディアは、電動バイク・電動自転車・電動キックボードなどの開発・製造を手がけ、累計販売台数は7000万台以上(2022年時点)。中国での店舗数は約4万店。販売台数は6年連続(2017年〜2022年)世界1位を記録している。日本では、はしごや脚立の製造・販売を手がける「長谷川工業」(中央区)が今年1月、電動モビリティーに特化した新会社「ハセガワモビリテ」を設立し、日本仕様のヤディア製品を販売する。

 旗艦店では、国外で発表された新モデルを店頭に並べるほか、日本の道路運送車両法に沿ったモデルを展示・販売。試乗もできる。価格は、電動キックボードが「KS6 PRO」(特定原付)=19万8,000円、「KS5 PRO」(一般原付)=18万2,600円、電動アシスト自転車が「TRP-01」(29万7,000円)、「HNT-01」(19万8,000円)ほか。

 オープンから2週間がたち、若者層からシニア世代まで幅広く来店しているほか、外国人も多く訪れている。電動アシスト自転車「TRP-01」「HNT-01」への関心が高く、販売も順調に推移。型式や道交法などの説明を受け購入していく客が多いという。

 営業時間は11時〜19時。