「エコルフェス-2024 SPRING-」が4月29日、品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」(品川区豊町2、TEL 03-6451-3411)と戸越公園(同)で開催される。主催はエコルとごし。(品川経済新聞)

 「エコルフェス -2023 SPRING-」前回開催の様子(写真提供=エコルとごし)

 2022年5月に開館した同施設は、環境教育を目的に体験型の展示や企画を行っている。昨年の開館1周年イベントに続く2回目の今回は、「森」をテーマにしたワークショップや企画展示のほか、キッチンカーがフードやドリンクを販売する。

 イベントは、同施設と公園内を「水辺のひろば」「森のキッチン」「森の工作ひろば」の3エリアに分けて行う。

 戸越公園の池前広場「水辺のひろば」と、エコルとごし3階多目的スペース「森の工作ひろば」では、区内外の学生団体や品川区との交流自治体など、15の団体・作家によるワークショップや体験会などを行う。

 エコルとごし1階のコミュニティラウンジでは、竹で作られたインドネシアの伝統楽器「チャルン」の演奏会と、参加者が演奏できるワークショップを開催する。スタートは11時と14時からの2回。

 戸越公園のステージ前広場「森のキッチン」では、ベーグル店「La Vie Claire(ラヴィクレール)」(旗の台4)やルーローハンと家庭料理の店「おかかキッチン」(戸越6)など、区内外から9店が出店する。このほか、西多摩郡の林業会社「東京チェンソーズ」による木材を使ったおもちゃ・雑貨の販売、北欧発祥のスポーツ「モルック」の体験会を行う。

 エコルとごし広報担当者の坂下冬子さんは「戸越公園は、都会を忘れられる豊かな自然が魅力。今は散歩するにも気持ちがいい季節なので、気軽に立ち寄っていただいて、自然や身近な生き物に目を向ける機会になれば」と呼びかける。

 開催時間は10時〜15時30分。入場無料、小雨決行。