IoTおよびデータ解析技術を活用した「街の元気度」を測る活動「まちかち」が現在、虎ノ門エリアで行われている。運営は「クウジット」と「グー・チョキ・パートナーズ」(共に港区)。(新橋経済新聞)

 【写真】「新虎小屋」近辺における混雑度

 「まちかち」は、IoTおよびデータ解析技術を用いて「街の元気度」を計測し、さまざまな街活動を行う上での基礎データプラットフォームを構築していこうとする活動を指す。

 2社は、2018(平成30)年6月から今年6月までの約3年間、新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線「新虎通り」沿いにあるまちのにぎわい施設「新虎小屋」(同区)にクウジットのセンシング&AIデータ解析技術を用いた3タイプのセンサー機器を設け、データ測定と解析を行った。

 3年間で測定したデータは、どれくらいの人が実際に街に集まってきたかを示す「関心度数」、どれくらいの人が実際にどの店舗や施設に立ち寄ったかを示す「関係値」、店舗や施設で笑顔になったかを示す「満足度数」。3データから「街の元気度」を割り出していた。

 現在、2社はウェブサイトなどに測定した3データを公開し、街活動を行う自治体や企業、店舗、住民らと協力してセンサー設置個所を増やす活動を行っている。今後は「まちかち」活動を活性化させ、向上させる取り組みを行っていく。

 クウジット社長の末吉隆彦さんは「虎ノ門エリア以外のさまざまな街にも適用できるようにまちかちをソリューション化していく予定。IoTやデータ解析などの最新技術と、地域に根付いてのユニークな活動を織り交ぜて、街全体に笑顔と元気をもたらたす活動を続けていく」と話す。