マフィン専門店「マフィンのお店MOTOYA(モトヤ)」(立川市錦町2)が4月22日、立川の錦中央通り沿いにオープンした。(立川経済新聞)

 マフィン

 店主の安江知成さんは居酒屋やパスタ専門店などの飲食店で長く勤め、マフィンなどの菓子類は専門外だった。安江さんが1月にコーヒー店に足を運んだ際、店主から同店の物件について紹介を受け、「3坪ほどのスペースだが、出店してみないか」と声をかけられた。当時勤めていたパスタ専門店「NaNairo PasTa(ナナイロパスタ)」(富士見町3)店主の橋爪恵夢さんに相談し、後押しされたことから出店を決意した。安江さんは「他の店にはない商品を作りたいと思った。店の大きさを考え、専門外だった菓子類も視野に入れ、市内に競合がない『マフィン』を選んだ。橋爪さんに相談しながら店を形にしていった」と振り返る。

 マフィンは、小麦粉を少量しか使わず、通常のマフィン作りでは使わない独自の材料を使って焼き上げているという。そのため食感が通常とは異なり、もちもちとした焼き上がりになる。商品は、「シュガーマフィン」(370円)、「ブラックサンダー」「焦がしキャラメルバナナ」(以上390円)などの菓子系のほか、「ボロネーゼ」「えびグラタン」(以上410円)などの食事系マフィンも販売する。

 安江さんは「当店では、他の店では食べられないようなユニークなマフィンを作っている。マフィンの常識を覆すと思うので、老若男女問わず、いろいろな人に食べてもらえれば。完売する日もあるので、早めに来店いただくかSNSのDMや店頭で予約も受けている」と呼びかける。

 営業時間は11時〜19時。