「福岡ミュージアムウィーク2024」が5月18日、福岡市内の博物館や美術館など18施設で始まる。(天神経済新聞)

 5月18日の「国際博物館の日」に合わせて福岡市が企画し今年で15回目を迎える。今年の参加施設は、福岡市博物館、福岡市美術館、福岡アジア美術館、福岡県立美術館、「博多町家」ふるさと館、福岡市科学館、九州産業大学美術館、福岡市動植物園など。期間中、参加施設では、常設展示観覧料や入館料・入園料を無料または割引にするほか、各参加施設でギャラリーツアーやトークイベント、ワークショップなどを開く。

 福岡市博物館では、18日13時からレプリカの金印を使った体験イベント「金印を使ってみよう!〜封泥体験〜」(定員=100人)を開催する。福岡市美術館では、19日14時から「ミュージアムウィーク2024講演会 第2回福岡アートアワード 受賞者トークセッション」(定員=180人)、20日を除く期間中の11時からと14時から「ボランティアによるギャラリーツアー」を行う。いずれも申し込み不要、参加無料。

 各会場を回ってスタンプを3つ集めると抽選会に参加できる「スタンプラリー」も開催する。抽選会の商品は、3館分の特別企画展ペア招待券や、動植物園オリジナルグッズ、博多座公演ペア招待券など。

 福岡市文化振興課の諏訪本恵太さんは「アート、歴史、スポーツ、食、科学など、さまざまなジャンルのミュージアムが参加する。この機会に、多くのミュージアムに足を運んでもらえれば」と参加を呼びかける。

 今月26日まで。