ハヤシライス専門店「ハヤシライス TiE(ティー)」(福岡市中央区舞鶴1、TEL 092-753-6636)がオープンして、6月24日で3カ月がたつ。(天神経済新聞)

 食後の一口デザート

 長崎県産五島牛を使った限定30食のハヤシライス専門店。店主の出口慶一郎さんが、「五島でしか食べられないハヤシライスを福岡の方にも食べてほしい」と、妻で同店シェフを務める吉田彩乃さんと開いた。ランチ営業のみ。店舗面積は12坪。席数は、カウンター=4席、テーブル=10席。

 ハヤシライスは、出口さんの義弟が調理長を務める和食店「創作郷土料理いつき」(長崎県五島市)が監修する。ハヤシライスは元々、「創作郷土料理いつき」で提供している裏メニュー。食材は五島産を使い、1カ月30頭しか出荷されないという希少な五島牛や、五島で採れた陽洋(ようよう)トマト、タマネギ、五島ワイナリーのワインなどを24時間煮込んで作るという。

 メニューは、ハヤシライス(単品=1,300円、サラダ・スープ・ナッツ・デザート付き=1,800円)や、ハンバーグプレート(1,300円、ミニハヤシライス付き)、ガーリックトースト(380円)など。トッピングは、「五島牛フィレステーキ」(3,800円)や「五島牛ローストビーフ」(2,500円)、「五島牛&美豚(ビトン)ハンバーグ」(800円)などを用意する。いずれも仕入れ数に伴い数量限定。

 吉田さんは「近所に住むおばあちゃんが毎日食べに来てくれるなど、常連さんも増えてきた。五島の食材を使ったハヤシライスを食べにきてもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時30分〜15時。日曜定休。