釣りとつかみ取りのイベント「国府フィッシングフェスタ2024」が5月26日、殿ダム親水広場(鳥取市国府町楠城)で5年ぶりに開催される。(鳥取経済新聞)

 国府フィッシングフェスタ

 同イベントは、殿ダムが造られ、地域の資源として親しむことを目的にした親水イベントとして1992(平成4)年から続いていたが、コロナ禍をきっかけに中止となっていた。過去の開催では、数多くの釣り人や家族連れで約1000〜1200人程度が集まっていたという。

 イベントの中心は釣りとつかみ取り。つかみ取りでは800匹程度の魚が放され、幼児から小学生が参加できる。そのほか、鳥取大学による出前バルーンアート、地元の商工会による出店、抽選会などを行う。抽選会では、国府町の特産品である万葉美人米、蜂蜜、ワインなどが当たる。

 実行委員会事務局で国府町総合支所産業建設課の吉田博道さんは「国府町の地域住民の交流の場や、県外の人に知ってもらい国府町に来てもらえるきっかけにしたい。自然に触れて非日常を楽しんでもらい、リフレッシュしてもらえれば」と話す。

 開催時間は8時30分〜12時30分。参加費は、大人(中学生以上)=2,000円(前売り1,700円)、子ども=1,000円(同800円)。前売り券は、市内釣具店、鳥取市国府町総合支所、鳥取市東商工会で扱う。