酒専門の買い取り販売店「キャビンリカー」が4月20日、大阪駅前第3ビル(大阪市北区梅田1)地下1階にオープンした。運営はチケット買い取り販売店などを展開するキャビン(西区)。(梅田経済新聞)

 ジャパニーズウイスキーが並ぶ

 ウイスキーやワインなどの酒全般を査定し買い取り、販売を行う同店。新型コロナ禍の中でマスク専門店やPCR検査場として運営していた大阪駅前第2ビル(北区梅田1)地下2階に2022年、1号店をオープン。今回2号店を出店した。

 キャビンリカー事業責任者の海野友章さんは「本店と2号店は徒歩3分程度で近いが、最寄り駅や歩いている人の流れが異なる点から2号店の出店場所を決めた」と話す。店舗面積は約10坪。初めての人でも来店しやすいよう、店内の明るさやショーケースの配置場所を調整し、外から店内の様子が見えるよう工夫する。

 買い取りは、店頭のほか、依頼者の自宅に訪問し査定する出張買い取りや、郵送による宅配買い取りも受け付ける。

 海野さんは「本店では買い取りは20代以上の幅広い年齢層の日本人客がほとんどで、販売はジャパニーズウイスキーブームの影響もあり訪日客が多い」と話す。「すでに終売になっているものや品薄で入手困難なものなど、買い取りを行う店ならではの酒がそろっている。有料試飲も行う予定なので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は10時〜19時(日曜・祝日は18時まで)。販売は6月ごろから行う。