「うめだ阪急ビアガーデン」が5月22日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)13階屋上広場に期間限定でオープンする。(梅田経済新聞)

 アサリとトマトを入れたパエリア

 「うめだ阪急ビアガーデン」は、2013(平成25)年から続く夏の恒例企画。今回で10回目の開催。昨年は30代〜40代の女性を中心に週末は家族連れなどが来場し、前年比189パーセントの売り上げを記録したという。植栽や芝生など緑に囲まれた屋上広場でフード約30種類、ドリンク約120種類を2時間制の食べ飲み放題で提供。座席は500席を設ける。

 フードは、1本丸ごと提供するチキンレッグをはじめ、アサリとトマトを入れたパエリア、4種類のチーズとハチミツをのせたピザ、甘辛く味付けしたヤンニョムチキンなどを用意。ガーリックバターで蒸したムール貝や、マンゴーエビマヨソースで味付けした「エビフリット」、フライドポテトなどの総菜、カボチャとアーモンドのサラダ、ゴボウとゴマのスイーツチリサラダなどもそろえる。イチゴ、宇治抹茶、ブルーハワイ、メロン、レモンのシロップ5種類を用意し、客に自分でかき氷を作ってもらうコーナーも設置する。

 ドリンクは、ノンアルコールや低アルコール飲料など昨年に比べて約20種類を増やし、セルフサービスで提供。ビールメーカー「アサヒビール」が発信する「酒を飲む・飲まない・あえて飲まない」など多様な飲み方の提案「スマートドリンキング(スマドリ)」と連携して新設するブースでは、ノンアルコールドリンク「アサヒスタイルバランス」やアルコール度数0.5パーセントの「アサヒビアリー」、同3パーセントの「大人のミックスジュースサワー」などスマドリメニューをそろえる。

 期間中5ブランドが入れ替わり出店するポップアップ企画も用意。神戸のクラフトビール「六甲ビール」やエナジードリンク「レッドブル」、米・サンフランシスコ生まれのウオッカ「SKYY VODKA(スカイウォッカ)」などがオリジナルドリンクを提供する。

 同店広報担当者の米田進悟さんは「低アルコール・微アルコールなどのドリンクを増やした。お酒が飲めない人にも来店してもらい、同じ会社の人などとのコミュニケーションの場にもしてもらえれば」と話す。

 開催時間は17時〜22時30分(土曜・日曜・祝日、8月10日〜18日は16時から)。料金は席時間120分、飲み放題90分で4,800円(小学生は1,600円、未就学児は無料)。10月6日まで。