持続可能な地球について考えるイベント「アースデイやまぐち2024」が4月14日、山口・亀山公園(山口市亀山町)で行われる。(山口宇部経済新聞)

 昨年の様子

 「アースデイ」は、「地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有し、そのために行動する日」として4月22日を世界共通の記念日にして各地でイベントが開かれている。

 昨年に引き続き、今年も太陽光発電で電気自動車に貯めた電気を使用し、エネルギーを地産地消する「ゼロカーボン」イベントとして開催する。ステージイベントやワークショップなどを行い、エコに興味・関心を持ってもらうことや、SDGsを大切にする店やアーティストが山口に多数存在することの周知を目的に行う。

 実行委員長の津田龍春さんは「昨年は、発電機がないことで静かさや空気のきれいさを感じてもらえた。子ども連れの来場者も多かったが、振動や大きな音、背の低い子どもが感じやすい排気ガスの心配もなく安心して過ごせた様子。会場に隣接する県立美術館で企画展を開催していたこともあり、相乗効果もあって約1500人の来場があった」と話す。

 当日は60店舗以上が出店し、飲食物や雑貨を販売する「バザールブース」のほか、音楽ライブやヨガ、フラダンスなどを披露する「ステージイベント」、食育などについて語る「トークセッション」、地球のことを考えて活動する個人や団体が出展する「エコブース」、木登り体験や環境に関するクイズ、電気自動車のミニカー釣りなどを行う「キッズブース」、マッサージなどを行う「リラックスブース」、「エコフリーマーケットブース」などを展開する。

 津田さんは「一番の思いは、子どもたちに『アースデイで地球のことを考えるのって楽しいよ』ということが伝わってほしい。個性豊かな出店者とのコミュニケーションも楽しんでもらいたい」と参加を呼びかける。

 開催時間は10時〜16時。雨天決行。