全国的に高病原性鳥インフルエンザが猛威を振るった今シーズンは昨秋から今春にかけて、本県の3事例を含む26道県84事例(農林水産省調べ、今月6日時点)が発生した。4月7日の北海道千歳市を最後に発生は確認されていないが、今季はこれまで未確認だった地域にも被害が広がる事態に。養鶏場での発生により被害が拡大すれば供給不足などに陥ることから、国は一斉殺処分の回避マニュアルを作成方針で、生産者らからは期待の声も上がる。