地方移住者が注意すべき「集落内ヒエラルキー」、菓子折り渡す順序も重要

地方移住者が注意すべき「集落内ヒエラルキー」、菓子折り渡す順序も重要

 都市部から地方への移住希望者が増加しているという。かつてであれば、定年退職した高齢者が都会の喧騒から離れて、自然豊かな田舎で暮らすというケースが多かったが、最近は若い世代の地方移住も増えている。

 実際に地方移住をしたいと考えた時、何に気をつけるべきか。一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事で、地域再生事業家の木下斉さんは、「段階的移住」をすすめる。

「地方での居住経験がないかたが、充分に理解をしていないまま東京の家を引き払って移住すると、トラブルに発展することがよくあります。いきなりすべてを引き払うのではなく、まずは週末だけ地方で暮らす『二地域居住』から始めたり、最初は過疎地ではなく、一定の都市機能がある地方の政令指定都市に住むところから始めた方がいい。

 そして、より田舎に住みたいと思ったら自然環境豊かな地域へ移住する。自治体が準備するお試し用の住宅などを活用するのもいいでしょう」

 自らも20年にわたって日本各地を転住している移住アドバイザーの清泉亮さんは、「人間関係」に助言する。

「集落内の人が、実は移住者には理解できない複雑な人間関係でつながっていることがあります。集落全員が縁戚と考えて、自分がどこにいようが他人を論評するのは絶対に避けること。

 集落内にはヒエラルキーがあるので、先に移住した人やお寺の住職などに集落の序列を聞いておくことも大事です。集落の人は、新参者が挨拶の菓子折りを渡す順序までしっかりとチェックしていることもあり得ますから細心の注意が必要です」

 事前にさまざまな情報を集めて、万全の準備をして移住しても、めぐり合わせが悪く、うまくいかないこともある。

「どれだけ頑張っても地域にとけ込めず、人間関係に行き詰まるような場合は、その場にとどまらず転住することをおすすめします。合わないものは合わないので、移ればいい。日常の煩わしさから解放されることこそが、田舎暮らしの理想ですから」(清泉さん)

※女性セブン2019年7月25日号


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