いまや日常生活に「ポイント」はつきもの。スーパーやコンビニ、通販サイト、飲食店など、あらゆるところでポイントが付与される。ポイントを貯めるにもさまざまな方法があり、中には買い物をしなくてもポイントをゲットすることが可能だ。

 たとえば、サイト上で指定のURLをクリックしたり、動画を見たり、ゲームをしたりするだけでも、ポイントを貯めることができる。サイトごとに貯まったポイントを現金に換えられるほか、電子マネーにチャージもできる。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんが言う。

「例えば『Tポイント×Shufoo!』は、アプリ上でチラシを見るだけでポイントが貯まります。また、『楽天Rebates』は、このサイトを経由して高島屋などの指定の店で買い物をすると、購入金額の3%が楽天ポイントとして付与されます」

 ただし、ポイントサイトのなかにはいきなりサービスが使えなくなるものもあり、注意が必要だ。

「ひと昔前は、会員情報だけ抜いて消えてしまうなど、悪質なサイトもありました。いまは、ポイント還元率が下がるサイトが増えています。もし還元率が下がったら、キリのいいところで換金して退会してもいい」(丸山さん・以下同)

 丸山さんがおすすめするのは、友達を紹介するだけで300ポイントがもらえる「モッピー」や、毎月1000ポイントが当たる宝くじのある「ハピタス」など。老舗のポイントサイトは良質で安心感がある。

 そして、お得なポイントアプリをスマホに入れておくのもアリ。「aruku&」「楽天シニア」「トリマ」「Coke ON」など、スマホを持ち歩くだけで歩数をカウントして、それに準じたポイントがもらえるのだ。1年間で380万円分ものポイントを貯めたポイ活マスターの紀村奈緒美さんが言う。

「電車や車の移動でもポイントが貯まるものもあり、好きなポイントに交換できます。中には、『レシーカ』や『楽天Pasha』など、レシートを撮影して送るだけでポイントがもらえるものも。自動的に集計されてスマホのカレンダーに記録されるので家計簿の代わりにもなります。

『楽天ポイントスクリーン』『楽天チェック』『楽天レシピ』『楽天PointClub』『楽天ウェブ検索』『楽天ビューティ』は、ニュースやレシピを見たり、指定のURLをクリックするだけでポイントが貯まる。入れておいて損はないはずです」

 しかし、むやみにカードを作ったり、あらゆるポイントを貯めようとするのは逆効果。

「クレジットカードは、普段使いと交通系、その他1枚の計3枚くらい、貯めるポイントは楽天を主軸に合計4つくらいに絞っておけば、混乱することもなく貯めやすいでしょう」(丸山さん)

 もはや、ポイントの貯まらない買い物は損。賢く効率的に得したい。

【プロフィール】
丸山晴美さん/消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。著書多数。

紀村奈緒美さん/ポイ活マスター。2019年、約380万円分のポイントを貯め、ポイントだけで世界一周旅行を達成。著書に『ポイ活でおどろくほど得する方法』(あさ出版)など。

※女性セブン2021年5月20・27日号