ボックスティッシュをそのまま部屋に置きたくないときに、カバーやケースを使えば、いつもと違う雰囲気を楽しめる。今回は特に個性的なアイテムを紹介します。

 暮らしの必需品であるティッシュを覆うカバーやケースには、さまざまなタイプがある。そんな中で使ってみたくなるアイテムを3つ紹介しよう。

 ボックスティッシュにセットすれば、素敵なインテリアに変身するのが、伝統の技をベースにしたこちらの商品。細く引き割った木に、木片を1本1本組みつけて装飾を施す「組子(くみこ)」の技を用いたのが「tente(テンテ)秋田杉組子」だ。素材となるのは美しい木目が特徴の秋田杉。装飾は「麻の葉」と「竜胆(りんどう)」の2タイプ。ともに和家具などにも用いられる縁起の良い紋様だ。匠の技が部屋に心地よい落ち着きをもたらしてくれそうなこのアイテム、考案したのはヘミングス(東京本社:東京都渋谷区)、そして製作を担当したのは表装屏風づくりの老舗である大湊文吉商店(新潟県加茂市)。価格は両タイプとも3万3,000円(税込)。

 続いては、古くから日本家屋の屋根に設置されている縁起物「鬼瓦(おにがわら)」をアレンジした商品を紹介しよう。鬼福製鬼瓦所(愛知県碧南市)が生み出したの「鬼瓦ティッシュケース」は、鬼師と呼ばれる鬼瓦職人の「本気の遊び心」を形にしている。見た目は独特のいぶし銀色の大きな鬼の顔だ。表情は魔除けの「睨(にら)んだ顔」と福を招く「笑った顔」があり、ともにインパクト大。ティッシュは鬼の鼻の穴から取り出すため、怖そうに見える鬼の顔が、どこか滑稽で笑いを誘う。

 一方、袋タイプのティッシュに最適なアイテムもある。フェイス(石川県白山市)が手がける「VWバス ティッシュボックス ケースプラス(3,850円・税込)」は、フォルクスワーゲンの小型バスを模したもの。特徴は使い勝手の多彩さだ。つくりは精巧、かつゴムタイヤも装着しているので走るホビーとして、さらに付属のカップホルダーを組み合わせれば、今度は走るペン立てや小物入れにもなる。カラー展開は、新色クリームを含め全5色。

 模様替えや気分転換の一環として、毎日使用するティッシュをセンスよくドレスアップしてみるのも面白そうだ。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]