レッドウィング クラシック モック オックスフォード

【これぞテッパン靴の御三家】レッドウィングほか 今なお輝く“青春の3足”が令和時代の大正解!? アップデートされた新定番とは?の画像一覧

人気と実力に歴史と伝統も兼ね備えた鉄板ブランドから、絶対に間違いのないベストバイをご紹介する特集「鉄板ブランドのベストバイ!」。

今回ピックアップしたのは、青春の鉄板靴御三家とも言える「レッドウィング」「クラークス」「ヴァンズ」です。かつて大ブームを巻き起こしたカジュアルシューズの鉄板御三家は、今なお輝く存在感を放っています。ブランドの顔となる永世定番もいいですが、アップデートされた新スタンダードも見逃せません!

レッドウィング、クラークス、ヴァンズが世に送り出す、この3足が令和の大正解!

レッドウィング、クラークス、ヴァンズが世に送り出す、この3足が令和の大正解!90年代から2000年代初頭にかけて、日本の若者の間で大ブームとなったレッドウィング、クラークス、ヴァンズの青春シューズの御三家。渋カジ×レッドウィングのワークブーツ、キレカジ×クラークスのデザートブーツ、シンプルなヨコノリスタイル×ヴァンズのスニーカーの組み合わせは、文字通り若者の鉄板スタイルだった。

そんな御三家は令和になった今も絶好調。時代を彩った定番モデルを巧みにアップデートさせ、懐かしさとトレンドをミックスさせた新スタンダードが大好評なのだ。年齢を重ねた大人にも似合うので、ぜひ今のスタイルに取り入れてみて。昔を懐かしむだけでなく、自らのファッションも令和バージョンへとアップデートだ!

アメリカンワークブーツの元祖「レッドウィング」

1905年、チャールズ・ベックマンと14人の仲間が米国ミネソタ州で創業したレッドウィング。労働者のための堅牢で耐久性に優れたワークブーツの第一人者としてアメリカの発展を支えてきた。まずは蘊蓄をご紹介しよう。

【蘊蓄1】小さな町レッドウィング・シティから始まった

【レッドウィング】小さな町レッドウィング・シティから始まったブランド名にもなったレッドウィング・シティ。町の名はこの地を治めていたスー族ダコタ部族の大酋長の名にちなんで付けられたものだ。

【蘊蓄2】自社タンナリーを所有!

【レッドウィング】自社タンナリーを所有!革にこだわるレッドウィングは自社タンナリー(革のなめし工場)を持つ世界でも稀な存在。この耐久性に優れた革は軍や他の一流靴メーカーにも供給を行っているのだ。

【蘊蓄3】歴史的名作がいっぱい!

【レッドウィング】歴史的名作がいっぱい!名品しかないレッドウィング。アイリッシュセッターやポストマン・シューズが有名だが、ナイフポケットを装備したビリーブーツもその一つだ。

【蘊蓄4】メンテ次第で一生モノ!

【レッドウィング】メンテ次第で一生モノ!耐久性に優れたレッドウィングのシューズはきちんとメンテナンスすれば文字通り一生モノ。メーカーによるソール交換や縫い直しなど、リペア体制も充実しているので安心。

レッドウィング伝統のモックトゥを履きやすい短靴スタイルに!

レッドウィング クラシック モック オックスフォード

レッドウィング
クラシック モック オックスフォード
¥45,760
問い合わせレッドウィング・ジャパン TEL:03-5791-3280

グッドイヤーウェルト、トリプルステッチなど本格的な作り込みはそのままに、定番モックトゥのワークブーツを短靴にアップデート。気軽にタウンユースするのにぴったりだ。

ブランドを象徴するブラウンレザーのオロ・レガシーを採用レザーはブランドを象徴するブラウンレザーのオロ・レガシーを採用。

モックトゥは足に負担が少なく、疲れにくい立体的に縫製されるモックトゥは足に負担が少なく、疲れにくい。

白い厚底のトラクショントレッド・ソールはクッション性も◎ワークブーツらしい白い厚底のトラクショントレッド・ソールはクッション性も◎。

200年近い歴史を持つ英国の老舗「クラークス」

クラークスは1825年に創業したイギリスの名門シューズブランド。ドレス靴か作業靴しかなかった時代に、画期的なカジュアルシューズを生み出し、新しい時代の扉を開いた。

クラークス オリジナルの大定番といえば

クラークス オリジナルの大定番!(デザートブーツ)

クラークス
デザートブーツ
¥25,300

1950年に発売が開始された英国を代表するカジュアル靴の傑作。天然ゴムから作られたクレープソールの履き心地も抜群。

クラークス オリジナルの大定番!(ワラビー)

クラークス
ワラビー
¥26,400

1966年誕生の名作モカシンカンガルーのお腹の袋のように、足を優しく包む込む独特のモカシン構造が特徴。レトロなデザインは今も大人気。

ワラビーからインスパイアされたビッググリッパーの厚底モデル!

クラークス トーヒルロー

クラークス
トーヒルロー
¥23,100
問い合わせ:クラークス・ジャパン TEL:03-5411-3055

傑作ワラビーのアッパーに、90年代に誕生したビッググリッパーの厚底ソールを組み合わせたトーヒルロー。アッパーにカジュアルさと上質さを併せ持つラストスウェードを採用。

インソールが圧力を緩和し履き心地抜群コンタークッションを用いたインソールが圧力を緩和し履き心地抜群。

リブが特徴のビッググリッパーの厚底ソールリブが特徴のビッググリッパーの厚底ソール。軽さと耐久力も魅力。

靴裏までおしゃれアッパーのカラーに合わせた靴裏に大きなClarksロゴをデザイン。靴裏までおしゃれ。

西海岸から新しいカルチャーを発信「ヴァンズ」

1966年、ヴァン兄弟と仲間たちがカリフォルニア州でメーカー兼ショップをスタートしたヴァンズ。シンプルでグリップ力のあるシューズがスケーターに評判となり、不動の人気を築いていく。

永世定番のオーセンティックとエラの違いは?

1966年のブランド創設時より継承されるオーセンティック(#44デッキシューズ)と、そのアップデート版として1976年に登場したエラはヴァンズを象徴する2大定番だ。

エラ(左)はオーセンティックのような足なりのカーブが小さく、今っぽいフォルムにエラ(左)はオーセンティックのような足なりのカーブが小さく、今っぽいフォルムに。

エラ(左)はヒール周りのステッチが少なくなり、モダンですっきりした印象にエラ(左)はヒール周りのステッチが少なくなり、モダンですっきりした印象になった。

快適性を重視したエラ(上)は履き口にパッドが用いられ、よりソフトな履き心地に快適性を重視したエラ(上)は履き口にパッドが用いられ、よりソフトな履き心地に。

※すべて左側が[エラ]、右側が[オーセンティック]

紐の結び方まで楽しめる!

【ヴァンズ】紐の結び方まで楽しめる!ヴァンズはオーバーラップやパラレルといった一般的な紐の結び方だけでなく、アレンジ結びで個性を発揮する人が多い。SNSなどでひそかにバズっているのでチェックしてみよう。

洗練されたオールドスクール、これがヴァンズの新スタンダード

ヴァンズ プレミアム オールドスクール

ヴァンズ
プレミアム オールドスクール
¥12,100
問い合わせ:VANSJAPANカスタマーサポート TEL:0120-994-250

1977年に誕生したスタイル36(90年代にオールドスクールに改名)をモダンにアップデート。フォルム、フィット感、履き心地を追求したスケートシューズの新定番だ。

伝統のストライプ(ジャズストライプ)はスタイル36が初採用したもの伝統のストライプ(ジャズストライプ)はスタイル36が初採用したもの。

アッパーは高品質な8オンスキャンバスとカウスウェードのコンビアッパーは高品質な8オンスキャンバスとカウスウェードのコンビ。

ワッフルアウトソールはグリップ力に優れるシグネチャーであるワッフルアウトソールはグリップ力に優れる。

構成・文/岡藤充泰、伊藤伊万里(ともにライトアウェイ) 撮影/村本祥一、坂下丈洋(ともにBYTHEWAY)