2021年5月8日、2021年F1第4戦スペインGPの予選がカタロニア・サーキットで行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを逃したものの、メルセデスと互角の速さを見せて2番手につけた。決勝ではフロントロウからスタート、優勝を狙えるコンディションが整った。ただ、チームメイトのセルジオ・ペレスは8番手スタートとなったのが気になるところ。レッドブル・ホンダは決勝レースをどう戦うのだろうか。

レッドブル・ホンダは1列目と4列目からスタート

レッドブル・ホンダはフェルスタッペンがトップに僅差の2番手、ペレスは8番グリッドを獲得した。

フェルスタッペンは土曜日午前中のフリー走行3回目でトップタイムをマーク。その勢いを予選まで持ち込み、Q2ではひとり1分16秒台に突入して2番手以下に大きく差をつけたが、Q3での最初のアタックではハミルトンに0.036秒差をつけられてしまう。

それでも最後のアタックでのタイム向上を考えれば十分逆転可能な差に思われたが、コースアウトした車両があり路面が汚れていたのか、フェルスタッペンを含む多くのドライバーがタイム更新を果たせず、フロントロウの2番グリッドが確定した。

チームメイトのペレスはQ3の最初のアタックのターン13でスピンを喫してタイムを記録できず。最終アタックにすべてをかけたが、決勝は8番グリッドからスタートすることになった。それでも、4番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差はわずか0.191秒しかない。

ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「トップグループ、中団グループともに非常に僅差での予選になりました。その中で、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手がポールタイムに0.036秒届かず、惜しくも2番グリッドとなりましたが、決勝に向けて期待の持てるフロントロウを獲得しました。チームメートのペレス選手は8番手といつもよりやや後ろからのスタートになりますが、いつものようにレースでポジションアップを狙っていってくれればと思っています」とコメントしている。

メルセデス2台との戦いにペレスがどう絡めるか

●マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

「僕にとってはいい予選になりました。ミスをせずにラップをまとめられて満足していますし、マシンから最大の力を引き出すことができたと感じました。とても僅差だったものの、あと少し、何かが足りていなかったという部分を認めなければいけません。メルセデスは、一周の速さでは僕らを少し上回っているように見えますが、昨年ここでかなり苦戦したことを考えれば、フロントロウ獲得は満足できる結果です。ここではスタートがとても重要で、レースの結果に大きな影響を与えるのはわかっています。だから、そこにフォーカスするのは当然なのですが、レースは長いので、スタートで前に出るのと同じくらい、クリーンに決めたいとも思っています。レースペースはいいので、レース中は常にプッシュしていきます」

●セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

「予選はなかなか難しく、基本的にはよくないセッションになってしまいました。一日を通して、一度もいいラップを走ることができませんでしたし、ひじの痛みがあり、予選も100%の状態ではありませんでした。その中でもQ3に進出できたことは、僕たちのマシンに競争力があることを示していると思います。レースペースは悪くないので、オーバーテイクが難しいこのサーキットで上位ではないポジションからのスタートは残念ですが、上位を争える自信はあります。早い段階で上位のマシンに追いつかなくてはいけないので、アグレッシブに攻めていきます。今週末はここまで決していい流れではありません。ただ、過去3レースを振り返ると、最も重要であるマシンの理解も進み、徐々にペースを上げられてきているので、いい戦いができると思っています」

2021年F1第4戦スペインGP決勝は日本時間5月9日22時(現地15時)に開始される。

●2021年F1第4戦スペインGP予選 結果

1位 44 L.ハミルトン(メルセデス) 1:16.741
2位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:16.777
3位 77 V.ボッタス(メルセデス) 1:16.873
4位 16 C.ルクレール(フェラーリ) 1:17.510
5位 31 E.オコン(アルピーヌ) 1:17.580
6位 55 C.サインツ(フェラーリ) 1:17.620
7位 3 D.リカルド(マクラーレン・メルセデス)1:17.622
8位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダ) 1:17.701
9位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス) 1:18.010
10位 14 F.アロンソ(アルピーヌ) 1:18.147