アストンマーティンは2024年4月30日、米フロリダのベイエリア屈指の立地に、同ブランド初の超高級不動産開発プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」を公開したことを発表した。

誰もが憧れるようなマイアミのウォーターフロントに展開

アストンマーティンと不動産、あまりピンとこない人もいるかもしれない。しかし、アストンマーティンはこれまでにも不動産開発プロジェクトを手掛けてきており、日本でも東京・南青山の高級住宅建設プロジェクトが公開されて話題となった。

今回公開されたアストンマーティン・レジデンス・マイアミは、世界的な不動産デベロッパーのG&G Business Developmentsとのコラボレーションにより300 Biscayne Boulevard Way(マイアミの中でも特に人気の高いスポット)に建設された。

誰もが憧れるようなマイアミのウォーターフロントを舞台に展開する同プロジェクトは、総戸数391戸のコンドミニアムのうち99%が、完成前に成約済みとなった。

自動車愛好家のみならず、アストンマーティン特有のデザイン哲学とアイコニックなブランドに魅力を感じる層をも惹きつけ、居住者の50世帯以上が既にアストンマーティン車のオーナーとなっている。

壮大なパノラマビューが目前に広がる

アストンマーティンが誇るデザインチームと、Bodas Mian Anger (BMA)の世界的建築家であるロドルフォ・ミアーニが共同で設計。

コンドミニアムとアメニティスペースは船の帆を模した大胆な外観となっていて、海辺の雰囲気を醸し出しながら、ビスケーン湾やマイアミ川、そして刻々と変化するダイナミックな街のスカイラインによる壮大なパノラマビューが目前に広がる。

建物の52階から55階の4フロアにかけては、印象的なガラスの階段でつながったひときわ目を引くアメニティスペースとなっており、大西洋の壮大な眺めが楽しめる2フロアのフィットネスセンター、アートギャラリー、シネマ、フルサービスを提供するスパ、ビューティーサロン、理容室が完備されている。

また、コンドミニアムの中心である55階には、ビスケーン湾、大西洋そしてマイアミの煌びやかな街並みが見渡せる洗練されたインフィニティ・プールが設けられている。

このフロアにはプールデッキやカバナが備えられていて、ラグジュアリーなスカイバー&ラウンジ、そして最新式のキッチンとプライベート・ダイニングルームがある。

アストンマーティン初の住宅用不動産開発プロジェクトの完成に続いて、同ブランドは住宅用不動産開発の最新のデザインプロジェクトを世界各地で展開し続けている。

冒頭で紹介したアストンマーティンがアジアで初めて手掛けるデザインホームである「No.001 Minami Aoyama」をはじめ、ニューヨーク州ラインベックの個人邸宅「シルヴァン・ロック」がその一例となる。