2022年7月2日、 F1第10戦イギリスGP予選が雨のシルバーストン・サーキットで行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。サインツにとって151戦目にしてキャリア初のポールポジションとなった。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。アルファタウリの角田裕毅は13番手だった。

予選Q3は各車アタックを続ける面白い展開に

予選はQ1開始時点から雨。その後、雨が降ったりやんだり、また強くなったりと、予断を許さない状況となっていく。

ポールポジションを決めるQ3が始まった時点では、ひとまず雨がやんだように見えたが、路面は依然としてウエットで、しかもその後天候がどう変わるかわからないため、路面が悪化することも考えて、各車アタックを続けるという面白い展開となった。

Q3は全車インタミディエイトタイヤでアタックする中で、周冠宇(アルファロメオ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、メルセデスの2台らが好タイムをマークするが、次第にフェルスタッペン、ルクレール、サインツの3つ巴の激しい戦いとなっていく。そして、最後のラップでサインツが1分40秒983のタイムをマーク。ルクレール、フェルスタッペンはこれは上回れず、サインツがF1参戦151戦目にして自身初のポールポジションを獲得した。

アルファタウリの角田裕毅は、Q2最後のアタックで新品のインターミディエイトタイヤで勝負を賭けたが、雨が強くなりタイムを更新できず。Q1進出に失敗して予選13番手に終わった。

タイヤを供給するピレリは「予選セッションは最初から最後まで雨のコンディションで行われ、サインツがキャリア初のポールポジション獲得、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がキャリア初の予選Q1進出を果たしました。日曜日はドライコンディションが予想されるため、予選の結果はあまり参考になりません。もちろん決勝でも雨が降るリスクもありますし、ドライコンディションの場合は気温が低いほどソフトなタイヤが選択されるでしょう。タイヤ戦略は1ストップも不可能でありませんが、マネージメントが難しいので、チームは2ストップを基本にいくつかのオプションを用意することになるででしょう」と分析している。

決勝(52周)は日本時間7月3日23時(現地時間15時)に開始される。

●2022年F1第10戦イギリスGP予選 結果

1位 55 C.サインツ(フェラーリ) 1:40.983
2位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 1:41.055
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ) 1:41.298
4位 11 S.ペレス(レッドブル) 1:41.616
5位 44 L.ハミルトン(メルセデス) 1:41.955
6位 4 L. ノリス(マクラーレン・メルセデス) 1:42.084
7位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー) 1:42.116
8位 63 G.ラッセル(メルセデス) 1:42.161
9位 24 周冠宇(アルファロメオ・フェラーリ) 1:42.719
10位 6 N.ラティフィ(ウイリアムズ・メルセデス)2:03.095
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11位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)
13位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル)