トム・クルーズが『トップガン』の36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)を引っ提げて、約4年ぶり24回目の来日を果たした。5月24日には横浜港大さん橋国際客船ターミナルで行われたジャパンプレミアにプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーとレッドカーペットに登場した。日本のファンと再会し、クルーズは「アリガトウ!みんなに会いたかった」と感激しきり。イベントのクライマックスには、クルーズからファンへのプレゼントとして、150発の花火を横浜の夜空に打ち上げた。

本作は、超精鋭パイロット養成校トップガンの訓練生の青春を描いたスカイ・アクションの続編。困難な任務に直面したベスト・オブ・ザ・ベストのパイロットたちの元に、伝説のパイロット・マーヴェリックが教官として赴任する。前作は、クルーズを一躍ハリウッドのトップスターへと押し上げた名作。1986年に日本で公開され、社会現象を巻き起こす大ヒットを記録した。

本作のワールドプロモーションツアーのフィナーレを華々しく飾る、日本での来日イベント。真っ青な晴天の下、海と空に囲まれたデッキには93メートルのレッドカーペットが敷かれ、約400人のファンが集結。クルーズがはつらつとした笑顔でファンの前に現れると、会場のボルテージは最高潮に。その熱気にクルーズは手を振って応え、彼のまばゆいばかりのスターオーラと優しい振る舞いにファンも大興奮。手作りうちわやメッセージボード、応援グッズを見つけてはうれしそうに目尻を下げたクルーズは、ピースサインやキュンポーズも繰り出しつつ写真撮影に応じるなど、ファンとの交流をたっぷりと楽しんだ。

レッドカーペットを歩く間には、すっかり横浜港の日は落ち、美しい夜景に包まれた。コロナ禍で度重なる公開延期を経ていよいよ公開となる本作だが、クルーズは「また日本に戻ってくることができてうれしい。特別な想いを感じています」と口火を切り、「日本のファンの皆さんに『トップガン マーヴェリック』をご紹介できることをとてもうれしく思っている。皆さんのためにつくった作品です。皆さんにはこの映画を楽しんでいただいて、ステキな夏を過ごしていただきたい」とにっこり。さらに「本日ここに来られなかった皆さん、心配しないでください。来年の夏『ミッション:インポッシブル:デッド・レコニング』でまた必ず戻ってきますし、またその翌年も戻ってきます。その時にお会いしたい」とさらなる来日を約束して、会場から大きな拍手を浴びた。

ブラッカイマーは「最高の作品、最高のムービースターと一緒に戻ってきました。日本に来ることはいつもうれしいこと。この最高の作品を皆さんと共有できて、ものすごく興奮している」とコメント。クルーズは「ジェリー・ブラッカイマーという、伝説のすばらしいプロデューサーと36年前に映画を一緒に作った。また今回もご一緒して、大好きな彼と一緒にここにいることができて、とてもうれしい」と相思相愛の想いを告白。「港もステキ」と横浜の風景を見渡し、日本のファンと花火を楽しむなど、特別な一夜を堪能していた。また会場にはクルーズとは公私共に親しくしている通訳の戸田奈津子の姿も。日本語吹替版で主人公マーヴェリックを演じる森川智之と談笑しながら、マスコミ陣に「元気ですよ」と笑顔を見せていた。

取材・文/成田おり枝