『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(22)がシリーズ最高の興収97.8億円を記録した「名探偵コナン」の劇場版シリーズの第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が4月14日(金)より公開。このたび本作のゲスト声優を、俳優の沢村一樹が務めることが発表された。

本作の舞台は東京の八丈島近海。世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設“パシフィック・ブイ”の本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある“新技術”のテストが進められていた。一方、八丈島を訪れていたコナンのもとへ、沖矢昴(赤井秀一)から一本の電話が。不穏に思ったコナンが施設内に潜入すると、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。さらに灰原哀のもとにも黒い影が忍び寄る。

「名探偵コナン」のテレビアニメシリーズ放送開始の1996年に俳優デビューを果たし、「コナンくんとは同期」と語る沢村が演じるのは、物語の舞台となるインターポールの施設“パシフィック・ブイ”の局長である牧野洋輔役。声優の仕事は2010年発売のゲームソフト「龍が如く4 伝説を継ぐもの」以来13年ぶりとなる沢村は「プレッシャーが大きかったです。緊張したままアフレコに臨みましたが、現場ではコナン君の世界観に自分が入り込んだ感覚を味わえて楽しかったです」とコメントしている。

物語のキーパーソンとして、世界各国から集まった精鋭エンジニアを束ねる牧野は、コナンや灰原たち、そして黒ずくめの組織とどのように関わっていくのか。公開まで期待は高まるばかり!

<コメント>
●沢村一樹
「1996年。『名探偵コナン』のテレビ放送開始の年です。そしてこの年は、奇しくも私のデビューの年でもあります。なので、私とコナンくんは同期なのです。国民的アニメとして多くの方に愛されている作品からのオファーは正に“寝耳に水”で、プレッシャーが大きかったです。お正月からずっと緊張したままアフレコに臨みましたが、現場ではコナン君の世界観に自分が入り込んだ感覚を味わえて楽しかったです。

僕は、蘭ちゃんのアクションシーンがかっこよくて好きです!見た目は子どもですが、中身は洗練されているシェリーも魅力的で好きですね。今作はダイナミックなアクションやスリルにドキドキするだけではなく、色んな意味のドキドキが詰まった作品になっています!シリーズを長年愛されている方も、初めてご覧になる方も楽しんでいただける内容になっていると思いますので、是非、劇場で楽しんでください!」

●近藤秀峰・汐口武史・岡田悠平(プロデューサー)
「老若男女問わず愛される沢村一樹さんに、劇場版『名探偵コナン』に参加していただけることを、とても嬉しく思います。今回演じていただく牧野洋輔は、様々なバックグラウンドを持つ技術者たちを情熱と使命感、そして包容力でまとめていく役どころで、沢村さんの持つ『この人に付いていきたい!』と思わせる温かい魅力と一致しました。アフレコ現場に現れてものの数秒でみんなの心を惹きつけ、楽しんで演じていらっしゃる姿を見て、きっと観客のみなさまもその声で魅了してくれると確信しました。ぜひ劇場でお楽しみください!」

※記事初出時、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の製作年を2021年としておりましたが、誤りであったことから、当該部分を修正させていただきました。訂正してお詫びいたします。

文/久保田 和馬