今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2023年11月23日(木・祝)〜26日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。267万人(※2023年11月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは北野武監督最新作『首』。

■1位は北野武監督が、“本能寺の変”を描く戦国スペクタクル『首』

『アウトレイジ 最終章』(17)以来6年ぶりとなる北野武監督作『首』が、堂々1位をマーク。本作は、北野監督が『ソナチネ』(93)と同時期に構想し、30年もの間、温めてきたという気合十分の1作で、 “本能寺の変”を、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の視点から、野望や裏切り、運命を描いていく。北野監督自らが羽柴秀吉役を演じ、明智光秀役に西島秀俊、織田信長役に加瀬亮、黒田官兵衛役に浅野忠信、羽柴秀長役に大森南朋、秀吉に憧れる百姓の難波茂助役に中村獅童など、豪華キャストが集結した。

織田信長が天下統一を目指し、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げるさなか、信長の家臣、荒木村重が謀反を起こし、姿を消す。信長は明智光秀、羽柴秀吉ら家臣に、自身の跡目相続を餌に村重捜索を命じる。また、秀吉は弟の秀長、軍師の黒田官兵衛とともに策を練り、元忍の芸人、曽呂利新左衛門に村重の探索を指示し、この混乱に乗じて、主君である信長と光秀を陥れて、天下を手に入れようと企てる。

第76回カンヌ国際映画祭でカンヌ・プレミア部門に選出された本作では、業界初となる純度99.99%の純金1gが使用された「ムビチケGOLD」が発売されたことでも話題を呼んだ。お値段は、なんと3万円(税別、送料込)だが、[LINK_TAB(https://moviewalker.jp/news/article/1164389/)]最速試写会[/LINK]に招待されるというスペシャルな特典付きだった。『首』のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった、「ムビチケデジタルカード」をプレゼント中なので、ぜひチェックして(※ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月22日まで)。

■2位は、愉快で壮絶なディスバトル映画の続編『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』

魔夜峰央の人気コミックを、二階堂ふみ、GACKTのW主演で実写化し、興行収入37.6億円を叩き出した映画『翔んで埼玉』(19)の続編『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が2位にランクイン。今回は、埼玉を飛び出し、前作を遥かにしのぐ“東西ディスり対決”が開幕する。麻実麗役のGACKT、壇ノ浦百美役の二階堂ふみのほか、滋賀解放戦線のリーダー“滋賀のオスカル”こと桔梗魁役に杏、冷酷無慈悲な大阪府知事“関西のラスボス”こと嘉祥寺晃役に片岡愛之助など、人気と実力を兼ね備えるキャスト陣が、ディープな役どころを熱演する。

その昔、東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人だが、麻実麗、壇ノ浦百美をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により、通行手形制度が撤廃され埼玉は平穏な日常を手に入れた。さらなる自由と平和を求める埼玉解放戦線は、次なる野望へと突き進んだ結果、東西の天下を分かち、全国をも巻き込むバトルを巻き起こしていく。

現在、聖地の埼玉にて「翔んで埼玉展 -埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。-」が2024年1月14日(日)までEJアニメミュージアム(ところざわサクラタウン内)にて開催中。前売一般(展覧会セット)券は、『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜』のムビチケ前売(オンライン)と、この展覧会の入場券とのセット券になっており、もれなく特典として「通行手形壁紙」をプレゼント中だ(※ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月22日まで)。


■3位は士郎正宗の人気SFシリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』

3位は、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた「攻殻機動隊」シリーズの最新作『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』。本作は、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治と、「APPLESEED」シリーズの荒牧伸志によるダブル監督で、Production I.Gと、SOLA DIGITAL ARTSの共同制作によるアニメーションシリーズの1本だ。

2045年、すべての国家を震撼させる経済災害、全世界同時デフォルトとAIの爆発的な進化により、世界は計画的かつ持続可能な戦争サスティナブル・ウォーへと突入。電脳社会に突如出現した新人類ポスト・ヒューマンによる電脳犯罪を阻止するため、全身義体のサイボーグ、草薙素子率いる公安9課は先の大戦で廃墟と化した東京へ向かう。

Netflixにて世界独占配信された本シリーズを、日本アカデミー賞6部門受賞の『新聞記者』(19)などで知られる藤井道人を監督に迎え、シーズン1に新たなシーンを加えて再構成した劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』(21)に続き、シーズン2に新たなシーンと視点を加えて劇場版として再構成した劇場版が『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』として、11月23日より3週間限定、30館にて劇場公開される。入場者プレゼント第1弾は特製ビジュアルシートだ(配布日は〜11月30日まで)。

■4位はジェラルド・バトラー主演のジェラルド・バトラー『ロスト・フライト』

世界最悪の無法地帯に不時着してしまった機長と乗客の決死の脱出劇を描くサバイバルアクション『ロスト・フライト』が4位に。ジェラルド・バトラーが、責務を全うしようとする機長のトランス役を、テレビドラマシリーズ「ルーク・ケイジ」のマイク・コルターが謎多き犯罪者のガスパール役に扮する。元MI6の小説家チャールズ・カミングの脚本を基に、『ブラッド・ファーザー』のジャン・フランソワ・リシェが監督を務めた。

現在、『ロスト・フライト』のムビチケ前売券を購入して応募すると、いろいろなトラベルアイテムが当たるというキャンペーンが実施中。応募口数に応じて当選確率が上がるので要チェック(※ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月22日まで、応募は11月26日まで)。

■5位は、「シルバニアファミリー」初の映画化作品『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』

5位は、シルバニア村の暮らしを、様々な動物たちの人形やドールハウスで作り上げていく子ども向け玩具「シルバニアファミリー」の世界を3DCGアニメ化した『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』。今年も村に、年に一度の星祭りがやって来る。ところがその日は、ショコラウサギの女の子フレア・チョコレートのお母さんの誕生日だった。監督は『Single8』(23)の小中和哉で、主人公フレアの声を黒島結菜が務める。

本作のムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券を買うと、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」をプレゼント(※ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月22日まで)。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届け。今週末も、スクリーンでめいっぱい映画を堪能して!

文/山崎伸子