話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は、5月10日に7年ぶりとなる新作『猿の惑星/キングダム』が公開された「猿の惑星」シリーズのアイテムをチェックしていく。

紹介するのは、様々な映画やアニメのアイテムを取り扱っている豆魚雷で発売されている、NECA(ネカ)社の「猿の惑星/7インチ アクションフィギュア レガシー シリーズ:4種セット」。リブートを含め、今日まで繰り返し映像化されてきたSF作品の金字塔「猿の惑星」シリーズから、フランクリン・J・シャフナー監督による記念すべき1作目『猿の惑星』(68)をフィーチャーしており、ザイアス博士、ジーラ博士、ウルサス将軍、ゴリラソルジャーの4種類がセットになっている。

それぞれ全高18cmほどで立体化されており、ザイアス博士は1本1本細かく造形された金の体毛、タレ目から放たれる温厚だが老獪なまなざし、顔に刻まれた無数のシワなど特徴をしっかり捉えた仕上がりだ。オランウータンが着用するオレンジ色のセットアップは、ズボンのタックや肩のあしらいまで完全再現。博士が使用する杖なども付属しており、随所にこだわりが感じられる。

また、チンパンジーのジーラ博士は緑色のトップスと茶色のスカートを着用したスタイルでフィギュア化されており、胸元の模様など洋服のクオリティも抜群だ。知性を感じさせる顔やたたずまいをしっかりとコピーしており、特徴的なヘアスタイルも完全再現。夫のコーネリアスと共に写った写真、「MY NAME IS TAYLOR」と書かれたメモ、紙飛行機など劇中のアイテムも付属しており、ファン心をくすぐるアイテムとなっている。

さらにタカ派のゴリラで、猿の軍隊を指揮するウルサス将軍はどことなく粗暴な表情をしており、見た目からキャラクターの特徴が伝わってくる。細かなプレート1枚1枚や質感まで作り込まれたアーマー、武器の銃など軍人らしい一品だ。また、銃で武装したゴリラの兵士も立体化されているので、アーマーの違いなどを見比べても楽しめる。


どれも可動を備えており、自由なポージングが可能なこれらのアイテム。『猿の惑星/キングダム』に向けて過去作を観直すタイミングだからこそ、チェックしてみてはいかがだろうか。

文/サンクレイオ翼