フジテレビ系の人気バラエティ番組「逃走中」の、放送開始20周年を記念した劇場作品『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)より、物語中で異様な存在感を発揮する新キャストが明らかになった。

賞金総額1億円超、参加人数1000人と史上最大の「逃走中」にして、新感覚のアクションムービーに仕上がった本作。メインキャストをJO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、そしてFANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥ら、人気沸騰中のグローバルボーイズグループとして活躍する精鋭たちが務めている。

今回、史上最大規模の「逃走中」を乗っ取り、新たなゲームマスターとして君臨する謎の存在“K”をベテラン俳優の松平健が演じることが発表。松平は「20年も続いている逃走中が映画化され、そこに参加させていただけるというのは本当にうれしく思いました。共演者の方々もすごいエネルギーでびっくりしました。テレビでいつも観ている逃走中とはひと味もふた味も違う、ちょっと変わったといいますか…怖いところもあるのかな。すごく迫力のある素晴らしい映画になっていると思うのでぜひ、楽しみにしていただきたいと思います」とコメントしている。

さらに、Kの手下カメーリアを内田慈、ヨシナガを笠原秀幸、バンパンジーを本多力が演じる。内田は「本多さん、笠原さんの2人が突然いろんなアドリブをするし本番で新鮮にドキドキしました。その危うさと楽しさが伝わるといいなと思います!」、笠原は「アドリブが多く、足並みが揃っていなかったということに関しては3人とも揃っていましたね(笑)」、本多は「みんながやりたいことやってる時間がありました。(笑)それを松平さんがどういう顔で見ているのかなってそればかり気になっていました」とそれぞれにコメントしている。不気味さすら感じさせる奇抜な格好による3人のアドリブ全開のやりとりは必見だ。

また、もう一人の“謎の男”として岡宏明の出演も明らかに。モデルとして活躍し、さわやかなイメージのある見せる岡だが、本作ではすべてが謎に包まれた異様な演技を見せる。さらに、メインキャストの一人、長井短が逃走する立場でありながらゲームのトラブルメーカーとなる“スズキ”を演じることが新たにわかった。ひたすら仲間を裏切り他人を蹴落とし続ける異様な人物を演じている。長井は「寒かったり、土煙が上がっていたりで過酷なことが多い撮影だったのですが、キャスト・スタッフの皆さんがとてもいい人たちで心洗われるような日々でした」と演じた役柄とのギャップを感じさせるコメントを残している。

新キャストも明らかとなり、より異様でカオスな空間となった史上最大の『逃走中 THE MOVIE』を劇場で体感して欲しい!

文/サンクレイオ翼