M・ナイト・シャマランが製作を務め、娘のイシャナ・ナイト・シャマランが長編監督デビューを果たしたホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』(6月21日公開)。その最速“覗き見”プレミアイベントが6月12日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、お笑いトリオ、安田大サーカスのクロちゃんとフリーアナウンサーの森香澄が登壇した。

森のなかにあるガラス張りの部屋で、正体不明の存在に監視される恐怖を描く本作。地図にない森に迷いこむ主人公のミナをダコタ・ファニングが演じ、非難したガラス張りの部屋で出会った見知らぬ男女3人と共に、「“監視者”に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」という3つのルールのもと、毎晩訪れる“謎のなにか”に監視される時間を過ごすという新感覚の“覗き見”リアリティーホラーが誕生した。

イベントは、楽屋でくつろぐクロちゃんを森と観客がスクリーン越しに監視する形でスタート。ブーブークッションを仕掛けられたり、辛いチョコレートを食べさせれたり、苦い飲み物を飲まされたり。思わず「満身創痍です…」とトーク前からぼやきが止まらないクロちゃんの姿に、映画にちなみ監視者として生ドッキリを仕掛けた森と100人の観客は大喜びだった。

森と共に本作の宣伝アンバサダーを務めるクロちゃんは、監視されるのはもう慣れっこ。「家にいる時と変わらない!」としながらも、楽屋でポップコーンを食べていたことを指摘されると「ダイエット中だから食べてない!」とおなじみの“嘘”や“言い訳”で笑いを誘う。劇中で監視されている主人公たちについては「(監視されるのは)初めは怖いはず。僕も怖かった。家に帰るのが嫌になります。でも、自分が倒れた時には早めに助けてもらえるからラッキーだと思って」とポジティブ思考に変換できるタイミングがあると解説。さらに「ADの女の子がかわいかったので、彼女たちが見ていると思ったら、毎日デートしているような気分になって。裸でうろつくようにもなっちゃった」と明かし、森や観客から「えー!」と気持ち悪がられる場面も。そんな反応を気にも留めず、「マインドが変わってすごく生活しやすくなった!」と話し、主人公たちにアドバイスする余裕も見せていた。

24歳で本作の監督を務めたイシャナについて森は「24歳で長編を作るのはすごい!私はいち会社員として会社に守られながらアナウンサーとして活動していました。メガホンを取るということは、まとめる立場になること。本当にすごいと思います」と感心していた。

イベントでは映画のタイトルにちなみ、自身がなにをウォッチしがちなのかを発表するコーナーも。「ギャルウォッチャーズ」と答えたクロちゃんは「ギャルを見ることは若くいられる秘訣。見ること、見られることって大事」と説明。クロちゃんのコメントに「なんか自分が納得しそうなのが嫌」と苦笑いの森。「彼氏ができて、女の子を見ていたらスルーしてあげて!若くいるための努力してると思って!」とのクロちゃんからのリクエストに「無理!」と即答する森の姿に、観客は大爆笑。

「オーガニックスーパーウォッチャーズ」だという森は、街でオーガニックスーパーを見つけると吸い込まれるように入ってしまうという。「酵素とか玄米とかグルテンフリーとかついてたら、全部買っちゃう。健康志向なんです」とアピール。カゴいっぱいに買いすぎて後悔することも多いが「おいしいからいいかな」とニッコリ。そんな森にクロちゃんから「オーガニックの仕事をもらおう、次の仕事に繋げようとして嫌な感じ!」と鋭いツッコミが。しかし、今度は森がクロちゃんの反応をスルーし、「お仕事、お待ちしています!」とキュートにアピールし、会場から大きな拍手を浴びていた。

イベント終盤にはクロちゃんから森への逆ドッキリが仕掛けられる場面も。ドッキリの内容は森が鏡に映る自分を撮影する際に、鏡が外れてクロちゃんの顔が近くに…というもの。森が自撮りをしている最中は鏡を持つ役割を与えられ、マスコミが撮影するも顔が映らない状況に不満のクロちゃんだったが、鏡が外れ2人の顔の距離が数センチになったことで、森が倒れ込むほどびっくりした姿に大満足。「キスしようとしてましたよね?」と抗議する森に、「びっくりさせようとしただけ!唇を意識したしんね〜」ととぼけ顔で、会場を笑いの渦に包んだ。

取材・文/タナカシノブ