被災し営業ができない事業者を支援しようと、石川県羽咋市の道の駅では、能登の海産物などを販売するイベントが23日から開かれています。

羽咋市の道の駅のと千里浜で始まった「がんばろう能登!海鮮フェア」は断水などで営業ができない事業者を支援しようと企画されたもので輪島や七尾などの海産物を販売する店舗や飲食店10店が軒を連ねています。

会場では紅ずわいがにを使ったカニ汁やラーメン、ノドグロの塩焼きなどが販売され多くの人が石川の海の幸を味わっていました。

大阪から来たボランティアは「現地のものはおいしくて、こんないいものがあるんなら全国の人にも食べてほしいと感じた」
また、東京から来た観光客は「毎年いつもこの時期に旅行で能登に行くが今いけないので、買って応援できればと思って来た」などと話しました。

大廣(石川県七尾市の海産物店)の高橋啓一さんは「励ましてくれる人もいるし、おいしいと言ってもらえるので大変助かっている、うれしい。少しでもこたえられるようにまた復興に頑張っていきたい」と話しました。

イベントは25日まで、羽咋市の道の駅のと千里浜で開かれています。