春の味覚タケノコの初出荷が、石川県内のトップを切って小松市で始まりました。

石川県小松市東山町のJA小松市東山たけのこ集出荷場には、5日夕方、生産者によって新鮮なタケノコが次々と持ち込まれ、JAの職員らが品質や大きさなどで選別していきました。今年は天候による大きな影響もなく順調に生育し、品質は上々だということです。


小松市東山たけのこ部会の橋本和也部会長は「東山のタケノコは粘土質の赤土で育つため、身が白く柔らかい。エグミの少ない美味しいタケノコです」と、出来栄えの良さをアピールしていました。


ことしは収穫量が多い表年にあたるため、去年の2倍以上のおよそ29トンの出荷を見込んでいます。旬のタケノコは6日に早速、県内のスーパーなどの並び、出荷作業は5月上旬まで続けられます。