小中学生の基礎的な学力や学習状況について調べる全国学力・学習状況調査が18日一斉に行われ、石川県内でもおよそ18000人が参加しました。

この調査は、文部科学省が毎年全国すべての公立小中学校と一部の私立学校で実施していて、県内では今年小学6年生と中学3年生のあわせておよそ18000人が対象となっています。

調査科目は、小学6年生が国語と算数、中学3年生が国語と数学で、それぞれ学習環境や意欲などに関するアンケート調査も行われました。

地震で大きな被害を受けた輪島市内の12の小中学校は、子どもの心のケアを優先したいとして参加を見送りました。

調査結果は7月下旬に県の教育委員会や学校に公表され、教育現場での学習指導の充実や改善に活用されます。