石川県七尾市で地元の小学生が農業や食の大切さを学ぶため、9日田植えを体験しました。

七尾市中島町の熊野地区にある田んぼには、中島小学校の5年生34人が訪れ、農家の山本正秋さんやJAの職員から苗の植え方などを教わったあと、田んぼに入って苗を植えました。

元日に発生した地震で被害が心配されましたが、ことしも無事に、田んぼに水をはる事ができました。

児童たちは「きゃー冷た!」と言いながら、およそ100平方メートルの田んぼにコシヒカリの苗を元気に植えていきました。

男子児童「めっちゃ大変だったです」
女子児童「泥が気持ちいい。冷たくて気持ちいい」
農家・山本正秋さん「地震の影響で水が回ってくるのが遅かったんですけど、今年の子どもたちは元気でにぎやかに田植えしてもらってうれしいです」

中島小学校では実りを迎える秋に収穫体験を予定しています。