加賀路の初夏を彩る小松市のお旅まつりが始まり、250年の歴史を誇る曳山子供歌舞伎の役者らが町内を練り歩きました。お旅まつりは本折日吉神社と兎橋神社の春の例大祭で、祭りの名前はみこしが旅をするかのように各町を巡回したことに由来しています。
祭りの呼び物、曳山子供歌舞伎を演じる今年の当番町は西町と材木町ですが、材木町は高齢化などの影響で単独での上演ができず、8つの町が合同で結成した「八町こども歌舞伎」が上演します。

西町では午前9時から華やかな着物に身を包んだ子供役者らが町内を練り歩き晴れ姿を披露しました。祭りは12日まで開かれ、子供歌舞伎は10日午後から上演されます。