地震による避難生活が長引くなか、メイクの力で被災者を元気にする取り組みです。大手化粧メーカーは13日、金沢市で避難生活を続けるお年寄りを対象とした美容教室を開きました。

アナウンサーリポート
「避難所の一角で行われているのはスキンケアやメイクアップの講座です。参加している皆さんは本当に嬉しそうで素敵な笑顔があふれています。」

MRO

金沢市の避難所で開かれた美容教室は、資生堂が避難生活を続ける被災者の身体機能の低下やメンタルヘルスの不調を防ぐため開いたものです。参加した人たちはスタッフからスキンケアやメイクアップの方法や免疫力向上に大切な唾液の分泌を促すマッサージなどを教わり、おしゃべりを楽しみながら学んでいました。


参加者
「楽しいです。畑や田んぼなどの野山や海の仕事ばかりでこんなのしたことがない」
「私と同級生なの。20歳は若く見える」

資生堂ジャパンソーシャルエリアリーダー 伊藤由美子さん
「これをきっかけに身だしなみを整えたり、口紅を差したりして元気にになる自分を作ることで能登の皆さんに元気が広がっていくことを目指している」

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資生堂は今後この教室を能登でも開いていきたいとしています。