4月に着任した石川県警の大嶌正洋本部長が16日、10年以上が経ち今も未解決となっている凶悪事件の現場を訪れ、早期解決への決意を新たにしました。

2008年6月、金沢市久安のアパートの一室で会社員の橋本清勝さん(当時22)が、鈍器で頭を殴られ殺害されました。事件は未解決のままで、県警はこれまでにのべ5万1000人の捜査員を動員しています。

また2010年11月、加賀市の国道8号沿いにあったローソン加賀桑原町店で店長の山崎外茂治さん(当時68)が、刃物で殺害された強盗殺人事件も未解決のままです。

2つの事件は県警の最重要用案件となっていて、金沢中警察署と大聖寺警察署それぞれに捜査本部を置き、現在もあわせて70人が捜査にあたっています。

石川県警・大嶌正洋本部長「被害者、その家族の無念を晴らす。県民のみなさんに安心してもらうために、粘り強く捜査を尽くしていきたい」

警察は引き続き、事件解決につながる情報提供を求めています。