伝統の黒鷲旗をかけた高校相撲金沢大会が19日、石川県金沢市の県卯辰山相撲場で開かれ、能登半島地震の被災地の選手も土俵上で躍動しました。

今年の大会には全国から66校が出場し、石川県内からは金沢市立工業高校など10校が全国の強豪に挑みました。

能登半島地震の被災地からは、珠洲市の飯田高校、能登町の能登高校が出場し、飯田高校は団体予選を通過して決勝トーナメントに進出しました。飯田高校の船橋竜乃祐選手(3年)の母・志乃歩さんは、「選手の名前入りののぼり旗を珠洲市相撲連盟が作ってくれた。金沢の高校生からも沢山の応援をいただいて、本当にありがたい。子どもたちの力にもなっていると思う」と話していました。 

MRO

大会は鳥取県の鳥取城北高校が2年ぶり7度目の優勝を果たしました。