石川県中能登町にある「不動滝」で5日「滝開き」が行われ、滝行に参加した人たちが流れ落ちる水に打たれながら、能登の復興を祈りました。

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およそ1300年前に泰澄(たいちょう)大使が開いたとされる中能登町の不動滝。

かつては、石動山の修験者たちが荒行を行った場所として知られていて、毎年7月5日の滝開きには県内外から人々が訪れます。

白装束に身を包んだ14人が、落差およそ20メートルの滝から流れ落ちる水に打たれながら祈りを捧げます。

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小松市からの参加者「能登の復興を願ってお祈りさせていただきました」
七尾市からの参加者「私自身も能登半島地震で被災したので、モヤモヤした気持ちとか水に流せたと思うので、前向きに頑張ろうと思いました」

滝行に参加した人たちは心を清めるとともに、1日も早い能登の復興を願っていました。