政府は23日、震度6強を観測した地震で大きな被害が出た石川県珠洲市を局地激甚災害に指定する方針を明らかにしました。近く閣議で正式決定する見通しです。

谷防災担当大臣の現地視察 (石川県珠洲市・今月10日)

谷公一 内閣府防災担当大臣
「令和5年5月5日の石川県能登半島を震源とする地震による災害について、(局地)激甚災害に指定する見込みとなった。具体的には公共土木施設災害復旧事業等の特例および中小企業の災害環境保証の特例等について石川県珠洲市を局激として指定する見込み」

谷公一防災担当大臣は23日の記者会見で、今月5日に、震度6強を観測した珠洲市を「局地激甚災害」に指定する見通しとなったと明らかにしました。公共施設の復旧事業に対する国の補助率引き上げや、中小企業の借入支援を通じ早期の復旧を後押しします。