花の栽培を通して命を大切にする心を育んでもらおうと石川県能美市の宮竹小学校に人権の花が贈られました。

人権の花運動は、1982年から法務省が人権思想の普及高揚のため全国の小学校を中心に行っています。贈呈式では小松人権擁護委員協議会能美部会の中村司部会長らから児童の代表にプランターが手渡されました。

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贈られたのはマリーゴールドやサルビア、ベコニアなどの花の苗やプランター20個、それに花の苗が植えられた鉢3個です。このあと学校の正面玄関で5、6年生の児童36人が人権擁護委員と一緒にプランターに花の苗を植えました。

女子児童は、「みんなが登校したり下校したりするときに、この花を見てきれいだなと思って『一日頑張ろう』とか、『明日また元気に学校に来よう』と思えるように育てていきたい」などと話していました。

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宮竹小学校ではこれから5、6年生が中心になって花の水やりなどの世話をします。花は秋ごろまで楽しめるということです。