都議会が再び混乱 会派間の対立が激化

都議会が再び混乱 会派間の対立が激化

 2019年度の予算を審議する東京都議会が、またもや会派間の対立で空転しています。都議会予算特別委員会は定刻の3月25日午後1時になっても開会できず、20分遅れで始まりました。しかし、委員長の運営方法に反発した自民党や共産党などは出席しませんでした。

 14日には議員同士がもみ合いになるなど、委員会は大荒れの展開になりました。この騒動以来初めて開かれたこの日の会議では、石川委員長(都民ファーストの会)が、議会の正常化に向けた考えを口頭で委員に伝えました。

 これを受け、自民党や共産党などの会派が委員長の思いが書かれた文書の提出を求めたところ、委員長は「速やかに紙をお渡しします」(出席者への取材に基づく)と答えたといいます。しかし、なかなか文書は提出されず、反発する4会派は委員長へ直談判に向かいました。そして、委員長と議員との間で押し問答が続きましたが、結局、予算特別委員会開会前に文書が提出されることはなく、自民党や共産党などの会派が欠席する中、委員会は20分遅れで始まりました。

 今回の事態について、自民党の秋田一郎都議は「あくまでも耳で聞いただけなので、確認の意味も込めてペーパーを出してくださいとお願いした。コピーすればいいだけの話なので、時間がかかる話ではない」と述べました。一方、都民ファーストの会の伊藤悠都議は「メモが出てくる出てこないで大事な予算特別委員会の審議に応じられないという、欠席をしている自民党をはじめとした会派の態度は理解しかねる」と述べました。

 予算案を審議する大切な都議会にもかかわらず、都民目線の活発な議論はまだ行われていません。


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