新型コロナウイルスの影響で鉄道の定期券需要が落ち込む中、東急電鉄は定期券ユーザーを対象に毎月ワンコインで電動自転車や傘などが利用できるサービス「TuyTuy(ツイツイ)」を始めます。

 東急電鉄の新たな定額サービス・TuyTuyは、東急線の定期券ユーザーが月額500円で鉄道以外にもさまざまな特典を利用することができます。例えば、駅からの移動が便利な電動自転車(1カ月当たり5回まで)やスマホのバッテリーレンタル(期間中使い放題)、さらにはパンの定期便サービスの割引なども受けられます。TuyTuyには傘のレンタルサービス「アイカサ」も含まれていて、1カ月間24時間無料で傘を借りることができます。

 東急電鉄によりますと、テレワークの普及などで東急線の定期券ユーザーは3割減少していることから、定期券ユーザーの満足度を高めて利用の継続につなげたい考えです。このサービスは20代から30代のいわゆる「Z世代」からミレニアル世代がターゲットだといいます。東急電鉄の担当者は「定期券の保有している人のうち20代から30代が4割を占める。サービスの中には環境に配慮した取り組みが盛り込まれているので、日常の中で環境に配慮した体験を定期券を持つ人にしてもらいたい」と話しています。

 東急電鉄の新たなサービス・TuyTuyは5月12日から7月末まで実証実験として行われます。