東京・足立区の公園で中学生の男の子が膝下を15針縫う大けがをする事故がありました。原因となったのは、本来は公園にあるはずのないものでした。

 事故があった新田さくら公園(足立区)には大型の遊具や広い芝生があり、普段は多くの子どもたちの遊び場として使われています。この公園で6月2日、中学生の男の子が膝下を15針縫う大けがをしていたことが分かりました。足立区によりますと、男の子は公園で転んだ時に鉄製の突起物に足をぶつけたということです。突起物は金属製で細長く、長さはおよそ30センチあり、事故当時は地面に対して垂直に埋まっていて、先端が地面から出ていました。事故の翌日、男の子の保護者から連絡を受け、足立区はこの棒を撤去したということです。区の職員が公園周辺を調べたところ、同じような鉄製の棒が地中から4本見つかりました。

 子どもが集う場所で起きた危険な事故に、公園を訪れた人からは「近所なので驚いた。普段ある物ではないと思うので怖い」「子どもがかわいそう。もっと小さい子だったら大変だったと思う」などといった心配の声も聞かれました。

 足立区によりますとこの公園は2010年に造られましたが、鉄製の棒がいつから地中にあったかは分かっていないということです。区は今後、金属探知機を使って公園全域を調べる方針です。