1年間を代表するおもちゃを表彰する「日本おもちゃ大賞」が発表されました。新型コロナの影響で、新しい生活スタイルやおうち時間を充実させるアイテムが受賞しました。

 「日本おもちゃ大賞」は、毎年その1年に人気や話題を集めているおもちゃに贈られる賞で、応募があった35社・306商品のうち、部門ごとに7つの商品が大賞に選ばれました。

 キャラクター・トイ部門で大賞を受賞したのは、人気キャラクター「すみっコぐらし」を使ったパソコン「カメラもIN!マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコン プレミアム」です。付属のパーツをはめるとリモートモードになり、画面の中と会話をすることもできます。親の在宅勤務が増えたりICT教育の導入が進んだりして、パソコンが子どもたちにとって身近な存在になったことで人気を集めているとして選ばれました。

 共遊玩具部門の大賞は、5つの面にさまざまな形の凹凸が付いた「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」です。色を見ながらそろえるだけでなく、触りながら楽しむこともできます。また、同じく共遊玩具部門で優秀賞に選ばれた「リカちゃん もくもくジュージュー にぎやかバーベキュー」は、アウトドアをイメージしたリカちゃん人形のセットです。水を入れると煙のように蒸気が出る仕組みで、新型コロナの影響でおうちキャンプやおうちバーベキューなどの人気が高まる中、アウトドア気分を楽しむことができます。

 日本玩具協会によりますと、2020年度のおもちゃ市場は8268億円で、19年度比101.5%となり、過去20年間で3番目に大きい市場規模となりました。日本玩具協会・見本市委員会の伊吹文昭専門委員は「ステイホーム中、子どもたちが家の中で楽しめるものがおもちゃに求められている。楽しみながら学ぶ、家族のコミュニケーションを深めるなど、おもちゃが必需品だということを改めて認識してもらえた」と話しています。