東京都内の新型コロナウイルスの新たな感染者は1月25日、1万2813人確認され、再び過去最多人数を更新しました。感染拡大に歯止めがかかりません。都内の認可保育園では休園が1週間前と比べて4倍以上に増えています。

 江東区にある「あそか病院」では寒空の下、外に並べられた椅子に発熱外来の受診を待つ人たちの姿がありました。白石広照医師は「発熱外来を受診する患者が急増している。1日に160人来院するなど 発熱外来を開設して以来最も高い数字。発熱患者には申し訳ないと思うが、感染防止のため、院内で待機させることができない。外来診療はすでに逼迫(ひっぱく)している」と話し、新型コロナの第6波の猛威で、院内は逼迫した状態にあると語ります。

 25日に確認された東京都内の新規感染者は1万2813人で、再び過去最多の人数を更新してしまいました。そのうち10歳未満と10代の感染者がおよそ3000人で、子どもへの感染が広がっています。白石医師は「以前、第4波・第5波の時には10代の子が発熱外来を受診することは珍しかった。今回の第6波は普通の患者と同じように10歳未満の子どもも受診している」と話します。

 東京都によりますと、都内の認可保育園3477カ所のうち、1月14日時点には全面休園が14カ所、一部休園が5カ所でした。ところが1週間後の21日の時点では全面休園しているのが61カ所、一部休園としているのが68カ所で、4倍以上に増加しています。全面休園となったケースの中には、複数の年代を受け持つ保育士が感染した事例や、同じ部屋で複数のクラスを保育していた事例があるということです。

 感染の影響を受けているのは保育園だけではありません。東京都によりますと、都立学校では15日から21日までの間に773人の児童・生徒の感染が確認されていて、前週から2倍以上に増えています。また、公立の幼稚園・小学校・中学校で15日から21日までの間に946人の児童・生徒などの感染が報告されていて、2週間前から比べると10倍ほどに増えているということです。