高校スポーツの祭典・インターハイのバスケットボール女子東京予選が6月25日に行われました。3年生にとっては出場に向けたラストチャンスです。

 この夏のインターハイは四国4県で行われます。このバスケットボールの東京代表を決める予選が25日、世田谷区で行われました。ブロックを勝ち上がった4チームによる総当たり戦で、上位2校がインターハイに出場できます。前の日に敗れて後がない北区の東京成徳大高校は明星学園との対戦で、3年の尾崎理咲(背番号10)がチームを引っ張ります。しかし第3クオーターにその尾崎にアクシデントが襲います。相手と接触した際に左脚を痛めると自力で歩くことができず、抱えられてベンチに退きました。そのまま最後まで試合に復帰することができなかった尾崎は仲間を信じて応援を続けますが、試合は102対66で明星学園に敗れました。

 チームの敗戦の瞬間をベンチで静かに見届けた尾崎にとって、まだ10月に行われるウインターカップ予選は残っています。ただ、インターハイへの出場が消滅し号泣する成徳の選手たちの中にはもちろん尾崎の姿もありました。しかし仲間に声をかけられると足の痛みをこらえて立ち上がり、次の目標に向けて歩み始めました。尾崎選手は「自分は最後まで出ることができずとても悔しかった。でも仲間が最後までボールを追って一生懸命プレーしてくれたのでよかったと思う。この悔しさをウインターカップで晴らせるように頑張ります」と語りました。