7月2日未明に発生したauの大規模な通信障害についてKDDIの高橋誠社長が会見で陳謝し、影響はおよそ4000万回線に及んだことを明らかにしました。
会見で高橋社長は「社会インフラを支える、また安定したサービスを提供するそのような立場である通信事業者として深く反省いたしております。お客様には多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と陳謝しました。また、「我々の歴史上、一番の大きな障害」との認識を示しました。

今回の通信障害は7月2日午前1時半ごろに、音声通話のサービスを提供するための設備故障をきっかけに発生し、「au」「UQモバイル」「povo」の携帯電話で通話とデータ通信がともに全国で利用しづらくなりました。影響はKDDIの利用者に留まらず、回線を借りる「楽天モバイル」や交通・気象・物流などの生活インフラにも広がっていて、最大で3915万回線に上るということです。40時間以上続いた通信障害についてKDDIは西日本では復旧作業が終了したとし、東日本では午後5時半に復旧する見込みだと発表しています。しかし、通信量を制限する対応は続けるとしていて本格的な再開時期は未定だということです。

高橋社長は影響が広範囲に及んだことから、「今回の障害を精査した上で補償を検討する」としています。