新型コロナ第7波の影響で、東京都内でもこの夏、祭りの中止が相次いでいます。イベントなどに花火を卸す問屋は厳しい状況となっています。

 夏はおよそ400種類の花火を扱っている東京・台東区蔵前の松木商店は、本来であればお盆前のこの時季は繁忙期です。イベントで使う花火など大口の注文を受けているこの店では今年、梅雨明けごろから自治体や企業からの注文が多く入っていましたが、新型コロナの感染者急増の影響で軒並みキャンセルになってしまいました。

 しかし、店にとって思わぬ“うれしい誤算”もありました。店では一般の客にも花火を売っていますが、最近は個人で買うお客が増えているといいます。購入した人からは「去年よりも公園で花火をしている人が多い。きちんと浴衣を着た若い子が多く楽しんでいると感じる」「今年はもう5回目。屋外で安心して遊べるのが一番。家族で楽しめることが重要だと思う」といった声も聞かれました。店では「夏はやっぱり花火じゃないかという人が多い。旧盆が最後のピークにはなるが、それに合わせて多く来店してくれているのは幸い」と話しています。